台湾を自転車で一周する環島をするうえで台湾全土を回るわけですから都市部の観光とは違った注意点もおさえておかなければいけません。
この記事では環島をしてきた私が感じた、観光地だけを回る観光とは違った環島ならではの注意点を紹介していきます。
人より多い?スクーターの数
都市部で気を付けたいことの筆頭にあげられるのがスクーターの量です。スクーターの数が人より多いのではないかと思ってしまうほどの数のスクーターが走っています。
写真は台北市内の朝の通勤の一般的な様子です。これが朝の7時というラッシュアワー前の時間帯なのでここからさらにスクーターは増えていきます。おそろしいです。
スクーターがたくさん走っていると同じレーンを走る自転車としては肩身が狭い走行を強いられます。肩身が狭いどころか命の危機を感じて走ることになります。都市部ではほんとに注意。
日本では見ない野良犬
日本ではまず見ませんが台湾では結構な数の野良犬がいます。都市部ではあまり見ることは少ないですが都市と都市の間の田舎道の林の中に見かけることはよくありました。
野良犬の怖いところは狂犬病を持っている可能性があるというところです。台湾ではイタチアナグマでの狂犬病の確認もされているそうなので注意が必要です。狂犬病の怖いところは発病したら致死率100%のところです。
私は新竹から台中に向かう途中で追いかけられたのを覚えています。吠えながら走ってきたのでかなり怖い思いをしながら全力で漕いで逃げ切りました。
そのとき私は自転車の乗っていたから良かったものの、徒歩などのゆっくりとしたペースでの台湾を一周を考えている場合はワクチンの接種を考えておいたほうがよさそうです。
年中つよい日差し
台湾の日差しの強さは行ってみた方はご存じかと思いますが日本とは確実に違うなと感じました。
私が環島をした11月の台湾の気候は日本の4~5月くらいの気候と言われています。4~5月の気温、日差しの強さなら日中ずっと走ってても日焼け止めいらないと思い持っていかなったのが最後。私のほほのあたりは行く先々で心配されるくらいに日焼けしました。
秋でそれほどの強さなので一年中の日差しの強さがわかりますね。日差しに対するケアを忘れずに!
水道水は飲めない?
日本では水道水を飲むことができることは一般的ですが、海外の水道水はそうもいかないことが多いです。
台湾の水道水も飲めないということで知られています。その理由は
- 水道管の多くが古い
- 貯水タンクの不衛生
- 硬水が流れている地域もある
台湾の水道水が飲用水道水に適しているかという数値は年々改善されているようですが、上記の理由から台湾の現地の人は水道水を飲むという光景を見たことはありませんでした。
水を飲むためには濾過装置を使ったり、ミネラルウォーターを購入するのが一般的です。実際多くの宿に濾過装置が置いてあるので泊まっているときに困るということは少ないと思います。
日本とは違うトイレ事情
日本では使用後のトイレットペーパーもろとも流すというのは一般的ですが、台湾ではそもそもトイレットペーパーが置いてなかったり、あっても一緒に流さずに隣に置いてあるゴミ箱に捨てるなどのトイレ事情があります。前述した水道管の古さなどがこういったことにも繋がってきますね。
これはトイレ休憩に使用した都市間にあるコンビニなどで多く見られました。トイレットペーパーが置いてない場合はウェットティッシュなどを持っていないと大変な思いをするのでトイレに入る前に用意しておきましょう。
最近の都市部のトイレではトイレットペーパーと一緒に流せるというようなことも一般的にはなっていますが台湾全土で見るとまだまだ一緒に流せないところも多くあるようです。
まとめ:台湾を一周する時の注意点
台湾を一周するときの注意点を紹介しました。
まとめ
- 都市部ではスクーターの数
- 都市間では野良犬
- 日差しの強さ
- 水道水は飲まない
- トイレには紙を持ち込む
台湾を一周する環島ということで都市部の観光だけでは感じれない注意点もまとめまてみました。環島を楽しむためにも日本とは違う、台湾特有のことも知っておきましょう。