アメリカでの生活をする上で食事の問題は切っても切り離せません。
街中にあるジャンクフードに身を染めるのも短期間の旅行であれば問題ないと思いますが、中長期間の滞在となるとそういった食事を続けるのはお金や健康的な面で気になる方もいると思います。
健康的な食生活を送るための自炊について、日本とは違ったアメリカならではのことについて紹介していきます。
なお今回紹介することは私がアメリカ・ニューヨークの家にホームステイしたときのことです。アメリカに留学などをした際の参考にしてみてください、
アメリカ自炊するメリット
外食と自炊どっちが安い?
ニューヨーク・マンハッタンでの場合、外食をするとなると10$で済めば安く済んだと思っていいでしょう。ディナーの場合はチップ込みで一人当たり25$くらいが普通です、高いですね。自炊であれば1食あたり5$もあれば十分な量の食事が作れるのではないでしょうか。
この差は短期間であれば少ないものですが、長期間であれば目も当てられないくらいの金額に膨らむでしょう。
外食の健康面
アメリカの食事といえばハンバーガーにピザ、フライドポテトにコーラといった健康に不安を抱えそうなものが思い浮かべられます。安くて美味しくて手に入りやすいのでこういったものに染まるのは簡単です。
自炊ならば自分でコントロールができるのでアメリカらしい食事も楽しみつつ健康的な食生活を意識できます。
アメリカのスーパーで購入する際の注意点
1つあたりの量が多い
アメリカらしさのひとつとして「物のでかさ」が挙げられます。その量の多さを扱いきれずに腐らせたりしてしまうと割高になってしまうので、使い切れる量のものがあればそれを購入すると良いでしょう。
魚類は高め
アメリカで魚は食べられることはあまり多くはありません。エビ・イカ・貝類などは料理に使われることは多いですが、魚となるとフィッシュ&チップスやフィレオフィッシュのような調理法で食べられることが多いです。
その理由は魚があまり食文化に馴染んでいないことと値段が高めなことが挙げられます。生の魚を食べたいという時は日系のスーパーで買う必要があるので割高な買い物です。
買う際にはよく選ぶ
買い物をする際に注意したいことが日本のように商品の質が一定ではないということです。良いのもあれば悪いのもたくさん混ざっていることが多いです。
封がされた商品では悪いものが混ざっているということは少ないですが、野菜を中心とした生鮮食品や卵ではよくあります。自由の国アメリカでは売買するどちらの側にも選択の自由があるだと感じました。
アメリカでの自炊のコツ的なもの
牛乳代わりはココナッツミルク
アメリカでの自炊をするときに色々な代替品があると思いますが一番驚いたのは牛乳の代替品にココナッツミルクを使っていたことです。もちろん家庭によっての違いなどはあると思いますが。
前述した通り牛乳の量も家庭用となるとめちゃめちゃ多いです。同じような用途であれば日持ちがするココナッツミルクを使っているとのことでした。
生肉を洗う!?
アメリカのお肉は保存料臭いそうです。私の場合は初日からお肉を洗っていたので気になることはなかったのですがアメリカ在住の人が言っていたので気になる人は気になるそうです。
洗い方としてはレモンと塩と水を加えて揉み洗いして最後に水で洗い流します。ひき肉などを洗うことはないですがよく購入する豚肉、鳥もも肉はこの下処理を毎度していました。
日本の米を買う

rice, soy sauce and chopsticks on a black background
日本人の口にあうお米はやっぱり日本のお米です。ですが日本産のお米は高いのでそこまで買う必要はありません。日本の品種のお米であればだいたい口にはあうのでおすすめです。購入してたのはカリフォルニア産のあきたこまちです。参考までに。
アメリカらしい食材を使う
自炊するといっても食材をすべて日系スーパーで買う必要などはなく最低限だけ購入すればいいと思います。アメリカにきたならばアメリカらしい食材で自炊に挑戦しましょう。
日本では定番ではないと思っているマッシュルームやズッキーニ、ケール、芽キャベツなど日本の食卓には頻繁に並ぶものではないと思います。現地の食材はやっぱり安く手に入ることに加えて美味しいのでそう言った食材での自炊をしてみてください。
まとめ:アメリカでの自炊生活
私が生活したニューヨーク近郊での体験をもとにアメリカでの自炊に関することについて紹介しました。
アメリカは日本に比べると物価が高いので自炊をするにしてもそれなりに費用はかかります。ですが中長期間を外食で過ごす費用に比べれば安いものでしょう。
費用がかさみやすいアメリカ旅行・留学の際の自炊の助けになれば幸いです。